「1986 チャムラン・1992 ラカポシ遠征講演会」&交流会開催報告
Date:2025.11.12

酪農学園大学山岳部OB会主催
「1986 チャムラン・1992 ラカポシ遠征講演会」&交流会開催報告
現役も数名交えた事務局では、5月 21 日に開いたウェブ会議で『新谷 OB の講演会を開き、集まった現役と OB の交流会が開けないか?』と、いうアイディアが出ました。その後、講演会の実現に向け6、8、10 月と役員会を重ね、10 月 18 日(土)に母校の酪農大学生ホールにて、盛大に開催の運びとなりました。
役員会では、「新谷 OB の貴重なお話を、多くの方に聴いて頂こう。」との企画で、PRポスターを作成し、大学内や北大山岳館内、秀岳荘、石井スポーツ、パドルクラブ、好日山荘等のアウトドアショップにポスターを張ってもらい、広く参加を呼びかけました。
結果的に、一般の参加者は数名にとどまりましたが、全国からご参加の OB が総勢で 26名、現役も 25 名が集まり、盛会となりました。
講演内容
新谷 OB の活動は、登山にとどまらず、知床のシーカヤックガイド、ニセコ雪崩調査所の運営など、多岐にわたります。しかし、今回は演題のとおり、これまで取り組んでこられた登山活動を中心にお話をして頂きました。
高校生の頃に一人で冬山に行き、山中で堀井 OB、吉田 OB と出会った思い出話から講演が始まりました。そして、山岳部時代、佐々木 OB と二人で敢行した『厳冬期の大雪山全山縦走』や、二つのヒマラヤ遠征のお話を、スライドを交えながらして頂きました。
交流会
令和7年 10 月 18 日(土)18:30 から新さっぽろアークシティホテルを会場に35名が参加して行われた。司会進行は土屋 勝(山岳部 10 期)。 開会宣言に続き、 黙とうが行われた。物故者:西川 求(1期)
チャムラン遠征隊メンバー 中村 孝(17 期)、櫛見 理(22 期)、これまでに亡くなった山岳部 OB 全員
太田 亙 前会長(1期)のコメント(OB4名を代表して記載)
今回の講演会、OBと現役の交流会などは山岳部が創立されて初めての開催であり、この開催にご尽力頂いた山岳部OB会会長吉田様はじめ役員の皆様、現役のリーダ―の諸君、大学当局など関係者の皆様のご努力とご尽力に感謝申し上げます。
酪農学園大学山岳部の創立は、1960年の四年制大学創立と同時で、大学のクラブの中では最も古いクラブと言えます。創立時はたった3名の部員から始まり、途中紆余曲折もありましたが、現在のように発展した部になるとは夢のようなことであり、この間多くの努力をされたOB、現役などの諸君のたえまない部活動への参画と努力があったことと思います。今後も、山登りを絆として、山岳部が発展し、部員やOBの人生に寄与できるクラブになることを願っています。(酪農学園大学山岳部現役・OB会事務局)